映画『ザ・コンサルタント』は意外にも見どころガッツリの個人的大ヒットだった

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国内では2017年公開の映画『ザ・コンサルタント(原題:The Accountant)』。

公開から2年にも満たない作品がすでにオンデマンドされているとは、さすがNetflix。

私自身、これまで何度か本作品の予告を目にする機会があり、心の片隅でいつか観たいと思っていた作品です。

ただ、「会計職のかたわら裏稼業に従事している凄腕の殺し屋?ありがちで安っぽそうだなぁ」と不安を感じていた作品でもありました。

そして今回フタを開けてみたところ、これが個人的に大当たり。

ストーリー良し・キャラクター良し・アクション良しの「三方良し」な作品です。

まだ観ていない方のために、もちろんネタバレなしで本作品の魅力をお伝えします。

ストーリー

前情報で「会計士」「殺し屋」の2ワードしか印象に残っていなかったので、鑑賞前は本作をアクションメインの薄っぺらい映画だと思いこんでいました。

ですが、実際は意外にもストーリーは複雑でミステリアス。

様々な視点から主人公の過去、登場人物同士のつながり、敵の陰謀が徐々に明かされていく形式になっています。

最初は何が起こっているのかほとんど把握できませんが、話が進むにつれて段々と全貌が明らかになってくる。

本作品のキーワードのひとつに「パズル」がありますが、それこそジグソーパズルが完成していくような話の進み方をします。

暗殺、殺し屋、復讐。

血なまぐさいワードがテーマになっているにも関わらず、エンディングを迎えたあとは胸につっかえを残してくれません。

ただ、各登場人物の立場をしっかりと把握していないと、一度観ただけでは話のすべてを理解することは難しいかもしれません。

キャラクター

主人公は、高機能自閉症で数学の天才です。

1年分の帳簿を清算するのに数か月かかるところを、わずか1夜にして15年分清算してしまう数字の鬼です。

その計算力と正確性は、スナイパーとして活躍する際にも活かされます。

弾の重みや対象との距離を正確に分析し、最適な弾道を算出する。

普通あり得ないほど遠方の小さなターゲットも、次々と的確にヒットさせていくシーンが印象的です。

これらの特徴の中でも、彼が高機能自閉症であるという事実が、ストーリー全体に重みを持たせています。

思ったことをそのまま口にしてしまう、プロジェクトを最後までやり遂げなければ気が済まない。

淡々と仕事をこなしてきた日常が、彼の行動特性ゆえに変化し、彼自身の成長に繋がっていきます。

アクション

この映画を語るうえで外せないのが、銃撃がメインの戦闘シーンですね。

私は普段アクション一辺倒の作品を観ることはあまりないのですが、本作はアクションの頻度が丁度よく、観ていて飽きが来ません。

下手に戦闘シーンが垂れ流され続けるだけの作品とは違い、ストーリーとして必然的な部分でのみアクションが発生します。

ゆえに「また戦闘かよ…」と感じることはほとんどないはずです。

また戦闘シーンも本格的で、FPSジャンルのゲームが好きだった私にはたまりません。

近接格闘・ガンアクション、いずれも実践的で、やり過ぎであると感じることはほとんどありません。

誇張されていないというか、リアルなのです。

わずか0.1秒で生死が決まる世界で、一瞬の不意をついて相手の頭を撃ち抜く。

流血は多少ありますが、R指定なしでグロシーンもキスシーンもほとんどありません。

私のようにそれらを冗長に思っている人は安心して観ることができます。

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