【英語】私の聞き取り能力を向上させてくれたのは、間違いなく海外のゲーム実況だった

既存の勉強法に縛られる必要はない

高校生が勉強する科目のなかで、もっともワクに縛られずに勉強できるのが、英語だと私は思っています。

なぜなら、聴覚をつかった学習、すなわちリスニング学習が、ほかの科目よりも手段としてひときわ有効だからです。

むしろ、耳を使った学習法を積極的に取り入れていかないと、試験のリスニング問題で憂き目をみることになります。

ここでは、あらためてリスニング学習の必要性を強調するつもりはありません。

私が言いたいことは、英語の勉強はもっと幅広く・自由で・楽しくできるものだということです。

私の過去の経験を振り返ったとき、もっともリスニング能力の向上に寄与したのが、海外のゲーム実況を見ることでした。

受験時代は、効果的なリスニング勉強法を知らなかった

大型の書店の、受験対策本ブースに足を運んでみてください。「英語の参考書だけでもこんなにあるのか」と驚くことでしょう。英語の勉強法は、いまや星の数ほどあるのです。

そんな中で、自分に合う最高のリスニング勉強法を与えてもらえるなんて、ほとんどないに等しい。あなたも仕方なく、学校や塾で教えてもらった勉強法を渋々やっていたクチでしょう?私もそうです。

模試に関しても、いつもリスニングの点数に不安が残りました。

今思えば、当時の私は、英語=勉強。勉強=机に向かうという図式から完全に抜け出せていなかったのです。

「勉強は、机の上で、腰をすえて取り組むものだ。」

「娯楽から英語を学習することなんてできやしない。」

「そんなもの、勉強から逃げるための言い訳にすぎない。甘えだ。」

こういった誰が言ったかもわからないような価値観が、私の英語の勉強法を規定していました。

しかし、勉強法とは、自ら作り上げていかなければならないのです。

海外のゲーム実況が聞き取り能力を向上させてくれた

映画のセリフや駅のアナウンスで、ふと「俺、英語が前よりも聞き取れるようになったなあ」と感じることが何度かあります。中でも、飛躍的に聞き取り能力が上がったと感じた時期がありました。

そのころに何をしていたか?

海外のゲーム実況の視聴です。

HearthStone(ハースストーン)という世界的なカードゲームで、15分くらいの動画を少なくとも毎日2,3本は見ていました。実物のカードではなく、PCでプレイするオンラインゲームです。

この習慣が今の私の聞き取り能力を確固たるものにした、といっても過言ではありません。

なぜ海外のゲーム実況が効果的なのか?

ではなぜ、海外のゲーム実況を見ることが、私にとってリスニング学習に適していたのか?

当時のことを振り返って、メリットを以下に挙げてみました。

1.そのゲームが好きだったから

ハースストーンというゲームは、当時はあまり国内で情報が出回っていませんでした。国内の情報サイトでは、「どんなカードが強いか」「どんな戦法が正しいか」といった情報が不足していたのです。

ハースストーンにハマっていた私は、必然的に、価値のある新鮮な情報を手に入れるべく海外の攻略サイト・海外プレイヤーの動画を見漁ることにしたのです。

まとめると、「ゲームについてもっと知りたい!」という願望がハンパなかったわけです。

あなたの小学校時代を思い出してみてください。

興味のない歴史上の人物はてんで覚えられないのに、ポケモンの名前やタイプは完ぺきに覚えていませんでしたか?

人は、興味のあること・好きなことに関してはドンドンのめり込むことができる生きものです。

私の場合はハースストーンというゲームでしたが、あなたが興味のあるものはまた別のモノだと思います。

興味のあるジャンルで、なんとか英語を取り入れることができないか?と考えてみてください。

趣味を続けたまま、楽しく英語を学ぶことができるようになります。

私今まで実践してきた中で、いくつか例を挙げてみました。ぜひ参考にしてみてください。

音楽が好き…洋楽を歌詞カードを見ながら聴く・歌ってみる

 

映画が好き…日本語・英語字幕つきの洋画を観る

 

読書が好き…海外の有名な童話を読む

(日本版で理解を深めたあと、全編英語で読むとグッド)

 

iPhoneを触るのが好き…設定言語をすべて英語にする

2.感情・ジェスチャー・言葉がリンクするから

ゲーム実況動画は、外国人プレイヤーの声だけでなく、顔の表情、ボディランゲージも見ることができます。これが実に重要です。

なぜなら、英語のフレーズが、感情や身体的なジェスチャーと合わせて学習できるからです。

嬉しいときは、歓喜のフレーズを大声で発音したり、

悔しいときは、汚いフレーズを低いトーンで発音したり。

リスニング能力だけでなく、「どういった状況で、どういうフレーズを発するか」という、留学しないと身に付けられないようなこともある程度身に付けることができました。

ゲーム実況を視聴するだけで、手軽に海外留学で得られるスキルを獲得できるのです。お得!

普通のリスニング学習では、このような恩恵を受けることはできません。

3.自分がゲームをしているときにも学べるから

海外のプレイヤーは、もちろんゲームの言語も、自国の言語でプレイしています。

そうなると、自分のプレイ言語も英語に設定したくなるんですよね。

なぜなら、カード名などの専門用語の覚えがはやくなるから。

ゲーム自体の言語設定を英語にすることで、身の回りに英語と触れるチャンスが増え、結果として英語上達のスピードが早くなります。

4.海外のプレイヤーとやりとりができるから

私はほとんど使用したことがありませんが、Twitchなどのゲーム実況配信サービスには、チャット機能がそなわっています。

国内の動画サービス、例えばニコニコ動画のように、リアルタイムでコメントが配信主に表示されます。

ある程度、英語で文章を書ける方なら、配信主に

「今のプレーにはどういう意図があったの?」

「おすすめの戦術はありますか?」

といった質問を投げかけてみてもいいですね。

ここでは、自分で英文を考えて作り、コメントすることに意義があります。国内の動画にコメントすることとの違いですね。

ただ、視聴者をたくさん抱える人気実況主の配信の場合、「お布施」をしないと質問を読んでもらえないパターンもあります。

ほかにも、他の視聴者とコメント欄で交流するというのもアリです。

YouTubeで海外の動画を見つけて、英語で議論するのもいいですね。

もちろんデメリットもある

遊びの中に学びを取り入れる場合、必然的に発生するデメリットもあります。

ダラダラと見てしまいがち

個人的な見解ですが、聞き流し学習は、本当に聞き流しているだけで効果は薄いと考えています。

こちらが能動的に聞き取ろうとすることで、ようやく学習効果が得られる。

ゲーム実況はどうしてもダラダラと見てしまうものなので、このようなワナにはまりやすいと言えるでしょう。

英語のリスニング能力向上を目標にすえるのであれば、集中力の限界も考慮して、1日1,2本に限定して観る、など工夫をするといいと思います。

専門用語が多い

ゲームにもよりますが、普段あまり使わないような専門用語が多く出てくると、それだけ学習のさまたげになります。

いちいち、その専門用語について調べなければならないからです。

特に、私がやっていたハースストーンというゲームは、カードゲームです。はじめのうちは、カード1枚1枚の英名を覚えるまでが大変でした。

そのまま日本語訳できるカードはいいのですが、まったく知らない単語・あまりにも日本語訳からかけ離れた表現を使用しているモノはやっかいです。

といっても、覚えた専門用語がのちのち活きてくることがよくあるので、「新しく単語を覚える機会だ!やったー!」くらいに捉えることができるといいですね。

「これは英語スキルの上達に繋がっているか?」と問い続ける

遊びと勉強の境界線を曖昧にするうえで、もっとも見失ってはいけないこと、それは目的です。

「自分は今、何のためにこれをしているのか?」

「これをすることで本当に英語スキルが上達するか?」

こういった問いを、定期的に自分自身に問うてみてください。

「イエス!」と答えられるうちは、しっかりと目的を持って前に進めているといえます。

逆に「ノー」と返ってくる場合は、今一度やり方を見直す必要があるやもしれません。

英語の学習は、もっと自由でいい

英語の勉強は、他の科目にくらべると、学習すべき要素が多いです。

英単語・熟語、文法、長文読解、速読、そしてリスニング…

逆に言えば、それだけアプローチも多種多様だということです。

従来の型に捉われる必要はありません。むしろ、積極的に変えていく必要があります。

英語学習に関する情報をなるべく多くかき集め、自分が最も最善だと思える勉強法を編み出しましょう。

他人に与えられたハウツーをこなすだけでなく、自分なりに改良していきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。